2003年7月に
世界的起業家組織EO JAPAN の第8代目会長に選出された。
オプトの上場を半年後に控え、不安もあったが結果的にはこの役を受けて得るモノは多くあった。
EOは原則若手創業社長の会であり、高い成長意欲を持った起業家の集まり。世界40カ国以上にあり、海外ネットワークも大きな魅力である。同年代の創業経営者の悩みはある程度共通している。その悩みの相談相手にもなり、その仲間達が次々と上場していきとても刺激的な会である。
会長になった私は、すぐに
3カ年計画を作成した。
EOの会長は1年任期ゆえ、常に方針が1年で切れてしまうことに課題を感じていた。
そして会の魅力は
①刺激を与えあえるメンバー
②月例会講師の質
の2点にフォーカスした。
誰でも入会させるのではなく、あの人がいるなら入りたいと思われるようなメンバーに限って入会して欲しい。昨年売上3億円なら今年は5億円を、将来は100億円を目指す起業家に入会して欲しかった。理由は成長企業こそ社会貢献度が最も高いからだ。
月例会講師も全メンバーが聞きたいと思える講師ということで、大成功された先輩起業家をお呼びした。就任時の大イベントにはソフトバンク孫社長をお呼びし、1年後退任時イベントにはユニクロの柳井社長をお呼びした。当時の小泉首相から祝辞を頂戴したり、イベント自体の格を上げる演出にも力を注いだ。
そして、この路線を3年間続けて欲しいとの思いを込め、9代目はIMJ創業者の藤本氏、10代目はデジットの船川氏と受け継がれていった。